飛騨の細道 108-「高山のスローフード(その1)」
■高山のスローフード(その1) 温かくて、軽くて、強く握ると 形が壊れてしまいそうなこびしやのおにぎり。 口に入れるとご飯が自らハラハラ...
■高山のスローフード(その1) 温かくて、軽くて、強く握ると 形が壊れてしまいそうなこびしやのおにぎり。 口に入れるとご飯が自らハラハラ...
■飛騨だって進んでいる 「電線に雀が三羽停まっていた〜♪それを猟師が鉄砲で打ってさ」 ひと昔、一世を風靡した電線音頭。 それか...
■風流は寒きなり ほんのり明るい障子の反射を受けたみそ屋の戸板の木目が、妙に艶かしい。 古い町やが続く三之町では、とばりがさがると、 提...
■不思議なできごと 北アルプスを水源とする高原川が、山峡を切り込むように流れる神岡町。 昭和30年代には町民が27,000人にふ...
 ■町の灯り 車で平湯方面から高山市内に入ると、 文字どおり「長坂」という長い下り坂を走る。 ここらあたりは宗猷寺町とよばれ、...
■余情の美 人の心を静寂にし、 日頃の雑念を払うための空間づくりに長けた日本人は、 「縁側」というものを発明した。 しか...
■飛騨の妙好人 支流を分け入った山里に、 下界と切り離されたような一つの長閑な村がある。 そこには自然と抱き合う、優しく小さな鐘楼とお堂...
■花を伝える人。その2 素で踊るという行為は木炭のデッサン画を持ってして、 百号の油絵に挑戦するようなもので、 見る人を物語の世界に引き...
■花を伝える人。その1 勘三郎や玉三郎などの名前は知っていても、 日本の踊りってどういうものかと聞かれると、 さてこれがなかなかわからな...
■町家こそがピースランド 観光客でにぎわう花見小路(京都)から四条通りを越し、 たしか二つ目の交差点を左折したような記憶がある。...