飛騨の細道 99-「昭和の芳香ただよう町」
■昭和の芳香ただよう町 大日岳山麓、位山山麓、穂高山麓。 大河もはじめの一滴は、 いずこも深い原生林地帯からうまれる。 はじめは山麓の...
■昭和の芳香ただよう町 大日岳山麓、位山山麓、穂高山麓。 大河もはじめの一滴は、 いずこも深い原生林地帯からうまれる。 はじめは山麓の...
■一ツのクモリもなく 「開運!なんでも鑑定団」という番組がある。 もとのはじまりは 「偽のお宝を自信満々に持ち込むような学のない金持ちを...
■白い秋 石山の石より白し秋の風 (石山の石の白さよりも、秋の風はもっと白い) 秋風には色がある。 「身にしみる色」がある。 そう歌っ...
■絵は人なり、手は人生なり 無展覧会などへでかけると、 ぱっと目に飛び込んでくる上手な絵がある。 しかし、じっと見ているとそのうち、 だ...
■江馬の会所 高山を代表する文学作家には瀧井孝作、 早船ちよ、江馬修などがあげられる。 瀧井氏は1935年には芥川賞の選考委員になり、...
■手のひらのなかのコスモス 銘木というのは、どんな木でも樹齢150年以上育った木をいうが、 むかしはさらにさかのぼり、 300...
■不思議な夏 のみ終えたあとでも香しさが、 鼻孔の奥に残るような、ワイン的な風景にであった。 スモークのかかった車窓から見...
■木とは気である あらためて「木とは何か」と聞かれたら、 意外と返答に困ってしまうものだ まずは「木とは日本人」と答えてみよう。 まさに...
■役の重さに比例してか 照りつける暑い太陽。 鮮やかな緑色の田んぼがどこまでも続く。 そしてそのさきには真っ白な入道雲がにょっ...
■19本の橋。 旅人に人気がある朱色の橋。 その東側に城山と呼ばれる小高い山がある。 ここに高山城を築城したのが金森長近だが、 当時、...