飛騨の細道 32 - 「自分であるための証明」
■自分であるための証明 玄関先にかかる名札を見て「あれは何か?」 と旅の人にたずねられたことがある。 それは木っぱのような小さ...
■自分であるための証明 玄関先にかかる名札を見て「あれは何か?」 と旅の人にたずねられたことがある。 それは木っぱのような小さ...
■春、金蔵が飛騨に舞う 春になれば万物がいっせいに希望に萌え出し、 夏になれば一斉にその最盛を謳歌し、 秋になればその稔りをかみしめて...
■あれから38年 「美しい日本と私」をテーマにしたディスカバージャパンが はじまったのが1970年。 それに足並みをそろえるようにして...
■山が近くにある 「山がこんなに近くにあるなんて信じられない」 車窓をながめ同乗者がこんなことを口にした。 飛騨人にとって目の...
■そのままがいい 「素朴」、「素材」、「素顔」、「素質」、「素行」。 素からはじまる言葉を思いつくまま並べてみた。 辞書を...
■飛騨の峠 分水領を越えた列車がトンネルを抜け、 日本海側へ向かって下りはじめると、網棚に手を伸ばしたり、 荷物の整理をしはじ...
■雪にまつわる人 積雪がめったにない関東では10cmも積もると 街はパニックになるという。 飛騨の人にとって10cmくらいの積雪は べ...
■新感覚 朝市などをうろついていると観光客と間違えられ、 試食を手にしてしまうことがある。 「ひとつどうやな?」 「おい...
■守り継がれる大般若経 大般若経とはお釈迦さまが説かれたお経なのだが、 ここには「一切みな空」という仏教の中心となる理が 述べられてい...
■宮川朝市に思う 久々に宮川朝市を歩いてみたら、 いぜんいた売り子さんは知らぬ間に姿を消していた。 笑えば顔かたちがしわのなかに隠れ...