飛騨の細道 187-「電柱でござる」
■電柱でござる 高山の町を歩いて好きなのは、 間口の狭い家先の律儀でこじんまりとした風情である。 見てみれば、家主はチリ一...
■電柱でござる 高山の町を歩いて好きなのは、 間口の狭い家先の律儀でこじんまりとした風情である。 見てみれば、家主はチリ一...
■寸志を願う 雪の木立の中にぽつん。 見れば合掌造りを模した高さ30cmほどの寸志箱である。 お願い書きには 当施設は皆...
■あやうき処に鎮座まします 松尾芭蕉が奥の細道で歩いた山形県の山寺、立石寺は そそりたつ岩の上に建立されている。 まわりの建物...
■料亭お抱えの植木職人 庭師の堀部実(岐阜県卓越技能者認定)は 120年続く庭師の家に育ち、現在四代目の親方である。 その横には五代目の...
■町と文字 ゑび坂辻、○に五、みそや。 のれん地の風合いが達筆な筆字にあいまって 独特の妙を生んでいる古都高山の良きデザイン例...
■堀りごたつ 仲違いをしても二人でこたつに入れば、 けんかはおそらく長続きしないであろう。 人肌のぬくもりが漂うこたつは 日本人の”座...
■飛騨高山の端唄文化 銀座を筆頭に赤坂や原宿、六本木というような名前が 全国津々浦々の飲み屋街にはある。 都会への憧れとい...
■風土に根付くということ 創るものにもよるが、 いったい作家は一生でどれだけの作品を作るのだろうか。 たとえば陶芸家だったら。...
■峠に思いを馳せて 高山から荘川、そして白川郷へと続く国道158号線(白川街道)には、 三つの大きな難所がある。 小鳥(おどり...
■山のような静かな公園 樹々がおいしげる公園。 その向こうから恐ろしいほど上手い、 ギターの音色が風に運ばれて聴こえてくる。 ...