飛騨の細道 177-「澄明な流れ」
■澄明な流れ 急峻な山間を縫うように流れる谷川に手を入れ、 口にふくんでみた。 驚くほどに冷たく、そしておいしい。 それ...
■澄明な流れ 急峻な山間を縫うように流れる谷川に手を入れ、 口にふくんでみた。 驚くほどに冷たく、そしておいしい。 それ...
■西方浄土 標高2300mあたりに咲く千町ヶ原の花は高山植物とよばれ、 野や道の片隅に咲いている花とは趣が異なる。 花々は2...
■神が微笑まれる場所 ある名ガイドは、乗鞍岳の五ノ池を言葉で言い尽くせず、 「まるで天国」と一言で称したというが、 乗鞍岳の峰、剣ヶ峰(...
■谷水の精霊 梅雨時期に春の話で恐縮だが、 高山祭りが終わり、二週間ほどたったある日、 国府町から丹生川町にぬける田舎道をバイ...
料亭と苔 ここ数年来、異常気象が続いているが今年もやはり雨が降らない。 雨が降らなければ、飲料水や田畑の作物、 清流を泳ぐ鮎や...
■緑に染まって 県が推奨する「岐阜の宝もの」。 その第1号に認定されたのが下呂市小坂町の「小坂の滝」。 御岳山を源流とする豊富...
■ネーミングと印象 店名は耳で感じ、目で味わう。 それには文字の響きや綴りの善し悪しが決め手となる。 篇やつくりなど、文字...
■みどころのある地産地消 このパッケージには見どころならぬ、紋所がある。 「え〜い、頭が高い、ひかえオロウ〜! この豆腐を何と...
■祭りを存続する 鳳凰台の法被をまとい、笛を手にしている女性は 高山祭の屋台に欠くことができない、 お囃子のひとりである。 ...
■風情が消える 正面玄関の上に交差する木。 なにやら神社のような面構えである。 レンズを引いてみれば柱も壁もすべて斜めの丸...