2022年10月31日(月)~11月02日(水)
~1日目~
深夜なのか、早朝なのかよく分からないような時間に、飛騨を出発
県営名古屋空港から黄色のFDAで福岡空港へ
福岡空港から博多港までは、祐徳自動車さんのバスで
「こないだの団体さんは、高速が混んでたから下で行ったのよ!!ギリギリ港に着いてね~今日は高速乗ってみるね!!」とドライバーさん。
スイスイだったので、10分ほどで港へ到着!!!
博多港から壱岐対馬行きフェリーに乗って、2時間10分の船の旅です
壱岐・郷ノ浦(ごうのうら)港に到着したら、現地壱岐交通のバスで昼食へ
壱岐牛・和牛弦さんにて焼肉の昼食です
ここで食べた壱岐牛がおいしかった~!!!と、お客様にも大好評
昼食後は岳の辻(たけのつじ)展望台へ
岳の辻の烽(狼煙台)
壱岐で1番高い山にある、展望台です。壱岐を一望できます
壱岐は島には珍しく平野が多く、稲作が盛んだそうです
そのお米で作る焼酎が名産なのですね晴れていて、対馬も見えました
続きましては原の辻(はるのつじ)遺跡へ
魏志倭人伝に記された、一支国(いきこく)の王都に特定された遺跡。
弥生時代~古墳時代初めにかけて形成された集落です。
王様の家です!!!!!
中はというと・・・
こんな感じでございます
食材などを保管しておく倉
門の柱にトリ。なので、鳥居というそうです!!!
丁度萱葺きの作業中でした!!これができる職人さんが少なくなっているため、とても貴重な方だそうです
なんと!!!今回乗せていただいているバスのラッピングにも原の辻遺跡が!!
ステキなラッピングバスでの観光です
住吉神社へ
大きなクスノキがありますとても立派です!!!
素晴らしい神社でした
お次は、猿岩・黒崎砲台跡へ
6年もかけて作られたこの砲台は、1回試射をしただけで、実戦では使われることはなかったそうです。
駐車場にある売店で、当時の写真を見ることができます。
そして、壱岐の人気観光スポット!!
猿岩です!!!!!本当、猿の横顔に見えますね。
実はこの角度から見た時だけ猿に見えて、違う角度から見ると猿には見えないんだよ~とガイドさん。実際見た所、ライオンに見える方が多かったようですね
今日のお宿は、壱岐ステラコート太安閣さんです
このホテルの近くには、ドラッグストアやスーパーもあって、壱岐市の繁華街の近くにあります。長~い1日でしたが、壱岐の焼酎で1日目の疲れを癒しました
~2日目~
さっそく壱岐市立一支国(いきこく)博物館へ
バスとガイドさんは昨日のままで、ドライバーさんだけ変わりました
エントランスの土偶たち。よ~く見ると・・・子供たちに大人気のあのパンのヒーローと、そのパンを作るおじさんが!!!
壱岐島についての7分ほどの映像を見た後、最後の映像と同じ風景を実際に見ることができます壱岐はそんなに高い山がなく、平地がたくさんあることがわかります。一支国博物館では、原の辻遺跡のジオラマ模型がとっても面白いです!!当時の生活が再現されていて、遊び心が満載!!人形の顔は、壱岐市の人達の顔だそうで、1体ずつ違います。中には芸能人の人形も・・・。じっくり見ていると、時間が足りません。
壱岐の鬼凧(おんだこ)
一支国博物館より引用↓
『百合若大臣(ゆりわかだいじん)の鬼退治伝説』
”昔々、壱岐は、“鬼”がたくさん住んでいた鬼ヶ島だったそうな。鬼は、島を我が物顔で荒らしまくり、島に住む人を苦しめていたらしい。その鬼の悪行を見かねた豊後国(=ぶんごこく 現大分県)の若武者百合若大臣(ゆりわかだいじん)が壱岐に鬼退治にやってきた。百合若大臣は、壱岐に着くやいなや、次々と鬼に切りかかり、鬼をやっつけていった。最後に残った鬼の大将である「悪毒王(あくどくおう)」と相対した。悪毒王との激戦の末、百合若大臣は刀を振り下ろし、悪毒王の首を斬り落としました。斬り落とされた鬼の首は空中に舞い上がり、百合若大臣の兜(かぶと)に噛み付いたがそのまま、死んでしまった。その勇士の姿を描いたのが“鬼凧(おんだこ)”です。”
参照→http://www.iki-haku.jp/biography/biography-01-1.html
博物館でしっかりお勉強をしましたら、壱岐の蔵酒造で焼酎の試飲です
スタッフの方が、左の焼酎から順に説明をして下さいます。
焼酎の仕込み水も提供してくださっていて、ペットボトルに詰めさせてもらえます壱岐のおいしい水です
港近くの昼食場所で昼食後、壱岐を出発いたします
フェリーの中はこんな感じの床席と、イス席があります。
フェリーは揺れるので、船酔いされる方は床席で寝て行かれるのが良いです。
壱岐・郷ノ浦港→対馬・厳原(いづはら)港までの2時間10分は、大変揺れました対馬の地元の方も、「今日は揺れたね~!!」と言っていたほど・・・。
やって来ました対馬でございます!!ホテル対馬バスに乗り込みまして、楽しいガイドさんとまずはお船江跡(おふなえあと)へ
なんとキレイな水でしょう透き通っています
寛文3年(1663年)に造られた築堤は今でもキレイに残っていて、現在これほどまで原形をとどめている所は全国にないそうです。359年前と言われてもいまいちピンと来ませんが、とにかくすごいことは分かります。
続きましては、万松院(ばんしょういん)へ対馬藩主宗家の墓所です。
ゲッ!!この階段を上るの?!と思いますが、住職さんが、「思ったより楽に上れるから、せっかく来られたんだからお参りされた方がいいよ」とおっしゃられたので、頑張ってみんなで上りましたおっしゃる通り、思ったより楽に上れました
こちらが、かの有名な宗義智(そうよしとし)公のお墓です。
戦国時代末期、秀吉の朝鮮出兵により途絶えた朝鮮と日本の国交を、朝鮮と日本に挟まれながら、命を懸けて国書を改ざんしながら回復させた、対馬藩初代藩主です。ガイドさんによると、そのストレスで48歳という若さで亡くなったとか。確かに、国書を改ざんするなんて大変な罪になりますが、朝鮮と日本の仲を取り持つ為に命を懸けて下さったのですね。
こちらにも大きな木が!!パワーをいただきました
街中の石垣がとてもキレイです
私たちが降り立った厳原は、島の南側、下島と呼ばれる所。今日のお宿は、比田勝(ひたかつ)という、島の北側、上島と呼ばれる所。
ということで、万松院を出発したら約2時間ほど、島の北を目指して走ります 万関橋
明治後期、南下政策をとるロシアとの戦争の機運が高まり、日本海軍は水雷艇を対馬海峡東水道に出撃させるため、ここを爆破して万関瀬戸を開削しました。この橋は、その瀬戸に架かる、下島と上島を結ぶ橋です。
地図で見ると、国道382号線です。ちなみに、この国道382号線は、佐賀の唐津から壱岐を経由して対馬を通っています。海を越えて繋がる国道なのです!!!すごい!!!
地元のお寿司屋さんで夕食後、宿入りです。今日のお宿は、東横イン対馬比田勝
~3日目~
ホテルからのオーシャンビュー
対馬の最北端、韓国展望所です。韓国の釜山まで、49.5kmの所です。
残念ながら、釜山は見えませんでした。よーく見えると、釜山のビルまで見えるとのこと!!私の携帯は、ここで海外にいると認識しました。さすが国境の島!!!
全国旅行支援適用ということで、今回は宿泊場所でお1人様3,000円分のクーポンを2泊ともいただきました。クーポンを使わないといけないので、対馬博物館から昼食の間に、物産館へご案内。昼食を食べて船に乗ったら、到着するのは博多港なので、福岡県。長崎県のクーポンはここでしか使えないのです!!
ということで派手にお買物、していただきました
厳原港から博多港までは、一気にジェットフォイルで2時間10分
ジェットフォイルは揺れも少なく、快適な船旅でした
博多はねや総本家で博多のお買物をしていただき、福岡空港でフリー夕食
私は、空港のラーメン滑走路でクリア豚骨なるラーメンをいただきましたカボスを絞っていただく豚骨ラーメン!!美味しかったです
北検査場が混み合っていましたが、皆さま無事検査を通過
FDAに乗って県営名古屋空港へ後はバスで飛騨までです
朝鮮通信使の人達が、1年かけて対馬から江戸まで行ったその道を、たった1日で・・・と思うと、すごいことですね!!!
コロナ禍ではありますが、皆さま元気にご帰宅されましたまだまだご不便をおかけいたしますが、いつもご協力いただき、感謝いたします!!