世界遺産 九寨溝・黄龍と成都5日間

世界遺産 九寨溝・黄龍と成都5日間
文・写真/田上 俊寿

4月1日より中部国際空港より成都までの中国国際航空の直行便(上海経由)が就航しました。
そこで早速企画をしたところ、やはり人気のある中国の観光地であるためお蔭様で出発することになりました。

中部国際空港から成都までは直行便なので非常に楽に行くことができ、又成都より九黄空港までは、飛行機で約50分の所要時間で行くことができます。

初日は、成都で1泊して2日目朝早く九黄空港まで飛行機で移動。
九黄空港は標高約3,200mのところに位置して、ここからはバスで黄龍まで約1時間30分の移動であるが、途中標高4,000mの峠を越して行きます。
峠の展望台からの眺めは、お天気も良かったため最高でした。



黄色の川床にエメラルドグリーンの水をたたえる池が、段々畑のように連なって見えるのが黄龍です。
池のひとつひとつが、巨大な黄金の龍の鱗であるかのようです。そんな黄龍は、四川省北部の標高5588m、雪宝頂の麗に位置します。黄龍の頂上である「五彩池」は最後まで登った人だけが見ることができる黄龍随一の絶景で、池がエメラルドグリーンに輝いていました。こんな池が全長約10kmの谷間に約3400もあるとガイドさんの説明にびっくりと実際見てまた、感激の連続でした。


3日目は、ゆったりと九寨溝の1日観光です。九寨溝は、四川省北部の渓谷に、深い青やエメラルドグリーンの池や滝が点在する中国屈指の景勝地です。観光地としての歴史は浅く、1970年代に偶然発見され、渓谷沿いにチベット族の村が9つあったため九寨溝と名づけられました。湖水に倒木がくっきりと映し出される姿はまさに神秘的。対照的に、水しぶきをあげて流れ落ちる瀑布の数々は見応えがあります。まさに、水が造り出した自然の芸術群です。

4日目は、国内線で再び成都まで戻り、市内観光です。九寨溝・黄龍と並んで、今回ツアーのもう一つのハイライトになる、可愛いパンダが沢山いる「パンダ保護センター」を観光。女性のお客様は特にパンダに会えて山での疲れは吹っ飛んだようです。とにかく可愛い。

 

 
その後、「三国志」の歴史を持つ、英雄、諸葛孔明と劉備玄徳を祀る「武候祠」を訪ねました。

「九寨溝と黄龍」は中国を代表すると言うより世界を代表する屈指の観光地だと思います。
弊社では、また企画する予定です。どうぞ皆様のご参加をお待ちしております。